芸備線第1三篠川橋梁流失
西日本豪雨災害で三田地区も甚大な被害
平成30年(2018年)7月3日に日本付近通過の台風7号と、6~7日(土)にかけ西日本を中心に活発な梅雨前線が影響し会い、特に広島周辺は激しい雨になった。
三田地区は白木山と安駄山などの山に囲まれた12キロと細い谷間に三篠川(一級河川)が蛇行して流れている。その三篠川の氾濫で甚大な被害が発生しました。
三篠川流域には多くの景勝地がありますが、この豪雨により壊滅的な被害を蒙りました。
災害被害状況
・家屋流出 2棟 ・床上浸水34棟 ・床下浸水42棟
・鉄道--- ・芸備線第1三篠川橋梁流失 ・中三田駅土砂流入
・橋 —- ・柳瀬吊り橋流失 ・安駄橋流失 ・轟橋流失 ・八幡橋護岸崩壊
・三篠川護岸崩壊多数
三篠川氾濫
三田小学校グランド浸水
7月3日台風7号通過で10時30分大雨警報が継続発令された。総雨量も228ミリに達し、その後も雨量も40~60ミリと激しい雨が降り続き、7月6日19時40分広島市に大雨特別警報が発令された時は、三篠川も各地で堤防の決壊が始まり浸水被害も出ていた。
芸備線白木山~狩留家間の第1三篠川橋梁流失(橋長83m)
芸備線白木山~狩留家間の第1三篠川橋梁(橋長110m)工事中
第1三篠川橋梁開通祝い
芸備線運転再開で地元消防団による放水祝い
2020年10月23日10時42分記念列車